民法改正案が国会に提出されました

平成27年3月31日、民法改正に関わる法律案が国会に提出されました。

今の通常国会で成立した場合、公布の日から起算して3年以内の政令で定める日から施行するとされていますので、2018年中には施行される見込みです。

民法は明治時代に制定された法律ですが、親族・相続関係を除き、これまで大幅な改正が行なわれたことはありませんでした。

しかし、制定から100年以上が経過し、その間の社会・経済状況というのは大きく様変わりしており、こうした時代の変化に対応することが今回の改正の目的です。

検討段階から比べると穏当な改正であると言われていますが、それでも実務への影響は少なくなさそうです。

次回より、民法改正が不動産取引実務に与える影響について検討していきます。 

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